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周りの長さが同じ長方形と正方形の面積は違う?小学4年生の問題 [育児]

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子供の勉強を教えていると、算数なんかは特にどう説明したらいいのか
迷うことが多いです。

これもそういう問題の一つかもしれません。

【問題】
周りの長さがどちらも同じである、長方形と正方形の面積は同じでしょうか。
違うでしょうか。理由は?

答えは、後半で↓↓

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答えは、違います。

では、なぜでしょう。

長方形正方形.jpg

正方形は、3cm×3cm
長方形は、2cm×4cm

だったとします。どちらも周りの長さは12cmです。

すると、正方形は3×3=9
     長方形は、2×4=8

となり、正方形の方が面積が大きくなります。

これがなぜかと小学生の子供に説明するには、同じ長さのヒモを使って、
極端に細長い長方形と正方形を作らせてみて、見せてみるのが
わかりやすいと思います。 

中学生レベルになると、これの理由を証明せよという問題になるのですが
この時は、

正方形の一辺の長さをAとし、長方形の縦の長さをA-B、横の長さをA+B
とすると、

正方形の面積は、A×A=A^2(Aの2乗)

長方形の面積は、(A+B)×(A-B)=A^2-B^2

B>=0より、A^2>=A^2-B^2

よって、周りの長さが同じ長方形と正方形では、
正方形の面積は、長方形の面積より大きくなる。

という解答をすると良いと思います。

私も久々小学校4年生の質問に頭を使いました[あせあせ(飛び散る汗)]

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